**MT5(MetaTrader 5)**は、MetaQuotes SoftwareがMT4の後継として開発した取引プラットフォームです。MT4の機能を拡張し、多通貨・多市場(FX・株式・先物・指数・コモディティ)に対応した設計になっています。
MT5の特徴
多様な商品に対応
MT5は、FXだけでなく株式・指数・コモディティ・先物・暗号資産CFDなど、複数の市場の商品を1つのプラットフォームで取引できるように設計されています。FX中心のMT4と比べ、CFDの品揃えが豊富なブローカーとの相性が良いです。
時間足の種類が多い
MT5では、MT4よりも細かい時間足を利用できます。
- MT4:9種類(M1〜MN)
- MT5:21種類(M1〜MN、M2・M3・M4・M6・M10・M12・H2・H3・H4・H6・H8・H12など)
短期売買でより細かい時間足を見たい人に便利です。
板情報(Market Depth)に対応
MT5では、**板情報(Market Depth・気配値の深さ)**を表示できます。市場の売買注文の厚みを確認できるため、流動性の把握や注文執行の判断に役立ちます。
複数通貨での同時分析
MT5のチャートは複数通貨ペアを同時に表示でき、またマーケットウォッチでの複数銘柄の監視がしやすくなっています。ポートフォリオ的な運用に向いています。
MQL5による高度な自動売買
MT5の自動売買はMQL5という言語でプログラムを作成します。MQL4(MT4)よりオブジェクト指向に近い設計で、複雑なロジックを書きやすいのが特徴です。ただし、MT4用のEAはMT5ではそのまま動きません(変換が必要)。
MT4とMT5のどちらを選ぶか
MT4とMT5の主な違いは以下のとおりです。
| 項目 | MT4 | MT5 |
|---|---|---|
| 商品 | FX中心 | FX+株式・指数・先物・暗号CFD |
| 時間足 | 9種類 | 21種類 |
| 板情報 | なし | あり |
| 対応言語 | MQL4 | MQL5 |
| EA資産 | 圧倒的に豊富 | 増加中 |
| ブローカー対応 | ほぼ全社 | 多くのブローカーが対応 |
詳しい比較はMT4とMT5の違いガイドで解説しています。
MT5対応ブローカー
MT5を提供しているブローカーは増えており、FXしらべで掲載しているブローカーにも多数あります。代表的な例:
- Exness(Standard・Pro口座でMT5対応)
- IC Markets(MT5対応)
- FXGT(MT5対応)
- Titan FX(MT5対応)
- AXIORY(テラ口座はMT5)
- Dukascopy(グローバルでMT5対応)
各ブローカーの対応プラットフォームはブローカー一覧の各ページで確認できます。
MT5の使い方
MT5の利用手順はMT4とほぼ同じです。
- MT5対応のブローカーで口座を開設
- ブローカーの公式サイトからMT5をダウンロード
- 口座ID・パスワードでログイン
- サーバーを選択して取引開始
PC版・Web版・スマホ版(iOS/Android)が用意されており、同じ口座で利用できます。
MT4との詳しい違いを知りたい場合はMT4とMT5の違いガイドを参照してください。