**MT4(MetaTrader 4)**は、ロシアのMetaQuotes Softwareが開発した取引プラットフォームで、世界中のFXブローカーで最も広く使われています。海外FXのブローカーではほぼ標準的に提供されており、その操作感や機能は業界の共通言語のような存在です。
MT4の特徴
EA(自動売買)に対応
MT4の最大の特徴は、**EA(Expert Advisor・自動売買プログラム)**を動かせることです。MQL4という専用言語でプログラムを作成し、売買の判断や注文を自動化できます。
- 自分でプログラムを作成できる
- 無料・有料のEAを入手して利用できる
- バックテスト(過去データでの検証)ができる
「仕事中でも自動で取引したい」「感情に左右されない取引をしたい」という人に人気です。EAを動かすにはPCを常時起動しておくか、**VPS(仮想専用サーバー)**を利用します。
豊富なインジケーター
MT4には、テクニカル分析用のインジケーターが標準で30種類以上搭載されています。
- 移動平均線(MA)
- MACD
- RSI
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
さらに、世界中の開発者が作成したカスタムインジケーターも追加できます。チャート分析の幅が広がるのが魅力です。
ワンクリック取引
設定を有効にすると、ワンクリックで注文を出せる取引画面を利用できます。スキャルピングなど素早い注文が求められる取引スタイルと相性が良いです。
PC・スマホ・Webに対応
MT4は以下の環境で利用できます。
- Windows・Macのデスクトップ版
- iOS・Androidのモバイル版
- ブラウザで使えるWeb版
デスクトップ版とモバイル版で同じ口座・同じ設定を利用できるため、外出先でも取引を確認できます。
海外FXでMT4を使う方法
MT4を使う手順は以下のとおりです。
- MT4対応のブローカーを選ぶ:ブローカー一覧でMT4対応を確認
- 口座を開設する:口座開設の手順に沿って手続き
- ブローカーの公式サイトからMT4をダウンロードする
- 口座ID・パスワードを入力してログインする
- サーバーを選択する:口座開設時に案内されたサーバーを選択
ログイン後は、チャートを開いてテクニカル分析を行い、注文画面から取引を開始できます。
MT4対応ブローカー
MT4は海外FXブローカーの標準ツールのため、38社のほとんどすべてのブローカーが対応しています。代表的なMT4対応ブローカーは以下のとおりです。
- XMTrading(スタンダード・マイクロ・ゼロ口座)
- Exness(スタンダード・プロ口座)
- Pepperstone(Standard・Razor口座)
- Titan FX(Zero Blade口座)
- AXIORY(スタンダード・マックス口座)
各ブローカーの対応プラットフォームはブローカー一覧の各ページで確認できます。
MT4の注意点
MT4には以下のような注意点もあります。
- 対応通貨ペアの数:MT5より少ない(約50〜70ペア程度)
- 板情報(Market Depth):非対応
- 開発の終了:MT4は既に開発が終了しており、新機能の追加はありません
それでも、EA資産やインジケーターの豊富さ、ブローカー対応の広さという点では、いまだに世界中で最も使われているプラットフォームです。
MT5との違いを詳しく知りたい場合は、MT4とMT5の違いガイドを参照してください。また、対応ブローカーの詳細はブローカー一覧で確認できます。